2009年2月2日月曜日

甘口オールスターズ

昨夜は今年になって初めていつもの原宿のバー誤解へ。零時半頃入店したが客は僕と連れの2人のみ。1月に結局一度も行かなかったのは途中に店主が体調を崩していたこともあるが、異例の事態である。マルクテンペのピノから飲み始めた。店主がドイツのアイスワインを注いでくれたから、バニュルスと飲み比べてみようと思い、「ある?」と訊ねると、いきなり店主のスイッチが入ったらしく、バニュルス、カレラの甘口、ソーテルヌ、ペドロヒメネス、カナダのリンゴのアイスワイン、僕が以前に持ち込んだマデイラと「甘口オールスターズ」がずらっとカウンターに並んでしまった。店主に注がれるままにストローグラスで少量ずつ味見。甘口にもそれぞれに個性というか「立場」のようなものがあって楽しい。やはり家で飲むのはケ、店で飲むのはハレだなと再認識。最後はシェリー樽フィニッシュの国産シングルモルト、イチロー。完璧。

ワイン本の原稿は、20年くらい前のエピソード(「ワインには2種類しかないんだよ」)を書いた。P.G.ハマトンの引用が効いているか、いささか不安。いまのところアタマから順番に書いているが、なんとなく書くべき文体や方向性が見えてきたので、これからは思いついた部分から少しでも書いていけるように、ファイルを分けることにした。巻末に載っけるつもりのワインリストも随時進行する。

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