表参道のGAPを覗いたあと、滅多に行かない表参道ヒルズを冷やかしに。
ラーメンの「ちゃぶ屋」が出店していたので、話の種に入ってみることに。ラーメン屋といっても、そこはコースメニューはあるわ、前菜もデザートもある。ワインリストは自然派ばかり15種類ほども揃えている。しかもすべてグラスでもオーケー。
連れは白、僕はロゼを注文。前菜に天元豚のスモークと蒸し餃子サラダ。と、ここまでは良かったのだ。ワイン自体はどちらもおいしかった、前菜もまあ健闘していたといえるだろう。ではあるのだが、隣の席で客がズズズズズと麺をすすっているところでワイングラスを傾けるのはやはり違和感が大きすぎる。ワインはもっと気取って……などと言いたいのではないのだ。ただ、やはり世の中にはマッチングというものがあるだろう。ラーメンにはラーメン的な環境、しつらいというものがある。ワインにもワインなりのそれがあるのだ。さらに言えば、ラーメンというのはひとたび卓に登場したらばすぐに箸を付け、そのまま一気に食い通さねばならないものだろう。その合間にワインというのがいかにも無理なのだ。それが道理というものだ。
夜、M・シャプティエのコトー・デュ・トリカスタン2006を開ける。いきなり蜜と金属の匂い。そこから、鶏肝のワイン煮→ナマコ→ムスクときて、だいぶんあとになってようやく赤い果実とハイビスカスの花が上がってきた。自然派のなせるマジックか。じつにおもろいワインなり。トリカスタンがどこのアペラシオンかも知らずに開けたが、あとで調べてローヌ(南部の北の方)だとわかってみると、たしかに「らしさ」があるな、と、これは負け惜しみ。

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